群馬県議会の一般質問が17日から始まりました。県が独自に検討を進めている「群馬県版ワクチンパス」への質問が相次ぎました。
県では、県民のワクチン接種が10月上旬には8割に到達することを見込んでいて、10月中旬の導入を目指しスマートフォンのアプリラインを利用した「群馬県版ワクチンパス」の発行を検討しています。
自民党の金井康夫議員は、ワクチンパスが差別につながるとの懸念について質問しました。これに対し山本知事は、「アレルギーなどでワクチンが打てない人には、PCR検査の結果で代用したり、デジタル機器を利用できない人は、紙の接種済み証などで利用できるようにしたい」と話しました。
リベラル群馬の後藤克己議員は、ワクチンパスや社会経済活動の再開の時期について質問しました。
自民党の神田和生議員はワクチンパスポートを活用して実施される「愛郷ぐんまプロジェクト」の実施期間について質問しました。
令明の金沢充隆議員もワクチンパスを活用した需要の喚起策などについて質問しました。
またこの日の県議会で答弁に立った県警の千代延本部長は今月13日乗用車を運転中に男性をはねた人身事故について改めて謝罪しました。